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片付けの手順がわからない!まず捨てることから始めよう

片付かない部屋に、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。散乱してしまっているものの中や、ごちゃっとなっている引き出しの中などには、捨てるべき不要なものもあるかもしれません。

片付けというものは、要らないものを捨てたならば、それで片付けの80%は完了したとも言えるほどなのです。必要ではないものを先に捨ててから、残ったものを綺麗に整頓することができれば良いでしょう。

捨てるなら、捨てやすいものから徐々に捨てていくようにしましょう。生ゴミになるようなもの(例えば賞味期限が切れた食品など)は冷蔵庫等で眠っていないでしょうか。それにもう使わないだろうというものも、何となく『使うかもしれない』ということで捨てずにそのままにしていませんか。

例えばコンビニの袋などです。こうしたものは後で使うことになることはあまりないものなので、この機会に捨ててしまいましょう。また、古い雑誌をそのままにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とっておいても読み返すことはないということもあり得ます。もし大事な記事などがあるなら、そこだけ切りぬいてスクラップしておくという手段もあるでしょう。そうすると必要な部分を除いて処分をすることもできるのではないでしょうか。

女性の場合だと、流行に敏感な方も多いかもしれません。どんどんと流行も変わっていくので、ずっと同じ服を着ているわけにはいかないということで、新しい服を購入されることもあるかと思います。

新しい服を購入されるのは良いのですが、古い服はどうしていますか?そのままになって眠ってはいないでしょうか。服は腐るわけでもないので、放っておくといつまでもそのままになってしまいます。

その状態の中に新たな服を加えるとなると、収納スペースもなくなってしまうことも想像が付くかと思います。そういったことを解消するためにも、古い服は1年ほど着ていないのであれば、捨てるか、リサイクルに出したりすることが大事なのです。

さらに、あなたは使わなくなった携帯電話はどうしているでしょうか。新しい機種がどんどんと出ますし、機種を変えることもあるかもしれませんが、古くなった携帯電話は使うことはあまりないかもしれません。

よって、古い携帯電話はお店などに持っていき引きとってもらうと良いのではないでしょうか。捨てるものを選ぶ際には、『これは捨てようか…』と迷ってしまうものも出てきてしまうものです。

そんな時には、段ボールを用意しておいてそれにひとまず入れておくようにすると良いです。ポイントはこの段ボールは1つだけにするということであり、その中に入る分のみ入れておき、後で再度どうするかを考えるようにしましょう。

再度考えるのは、1カ月間の間にすることが鉄則となります。せっかく段ボールにまとめても、それをさらに仕舞いこんでしまっては、それもかさばる『要らないもの』になってしまいかねません。

そういったことがあるので、できるだけあなたの目に入る場所に段ボールを置いておき、日常的に要るかどうかの判断を徐々にしていくと良いです。目に入る場所に置くと、片付けなければいけないと思うようになるので、仕訳をする際のモチベーションを保つことに繋がるでしょう。

それって本当!?仕事ができない人は部屋も汚いの?

片付けられない人というのは、仕事も出来ないと言われることがあります。確かに、仕事ができる人はてきぱきと片付けもしているというイメージもあるかもしれませんが、片付けられない人が仕事も出来ないというのは、一体どういったことからきているのでしょうか。

まず、大事なことがあったとしてもメモを取らないということが挙げられます。人は沢山のことを一度に覚えていられないですし、メモを取っておくことは仕事上でも重要なポイントです。

『私は頭の中で覚えているから』と思っていても、忘れていることも多いのではないでしょうか。しかし、メモに書いておかないと、いずれわけがわからなくなってしまうこともあるのです。

しかし、ちゃんとメモをしておくと見返して思い出すことができますし、いちいち思い出すというタイムロスもなくなるかもしれません。なので、メモをすることを習慣づけることで、頭の中も整理できるようになって片付けができないという人も安心できるでしょう。

メモに書き出すなら、あちらこちらにするのではなく、大事なことを書き留めておく手帳やノートを1冊決めて、それに書き込んで見返していくようにしましょう。また、判断力に欠けると言う点も、片付けができないと仕事ができないと言われる所以になるかもしれません。

人が生活をしていく中では、幾度となく自身で物ごとを決めなければいけない事に遭遇するものです。『これはどうしたらいいんだろう』などと、小さな事から大きな事まで決めることは多岐に渡るのですが、片付けられない人には、この決断をすることができないという特徴を持っていることが少なくないのです。

こうした場合は、自分が何をベースにして決めれば良いのかということがわからないことも多く関わっています。なので、わからないという時にはネットでも人に聞くことでも確認ができるので、きちんと確認をすることで、物ごとを決められるようになるでしょう。

また、何でも後回しにしてしまう人もいますね。面倒臭くて嫌な事から目を背けたいというパターンと、『いつかはやれるから』などとおおらかに捉えてしまっているパターンとがあるようです。

自宅の部屋であれば、1人暮らしの場合は特に散らかしていたとしても誰も文句は言わないでしょう。しかし、仕事となると後回しにされることによって迷惑を被る人もいるかもしれません。

先に延ばしていたとしても、片付けなければいけない日はやってくるのです。片付けを後回しにしてしまう人は、『いつかやれる』と考えていることがさらに『なにかトラブルでもあってからでもいいか』と考えるようになってしまうことがあります。

しかし、何かが起こってからでは遅いのではないでしょうか。事が起こる前に、事が起こるとどういったことが待ち受けているかということも考えて、早めのうちに行動を起こし、片付けに着手することがおすすめといえるのです。

仕事ができない人とは、誰しも思われたくないものでしょう。それでしたら、普段からメモをして忘れない様にすることや、物ごとの決断を自分でできるようにすること、さらに後回し癖を治すことが大事なのです。

病気かも!?片付けられないのはADHDのせい?

片付けられない方というと、『だらしないから』と思われてしまうこともあるでしょう。しかしそれには様々な要因があるかもしれません。その中には、心の病が潜んでいることも考えられるのです。中でも、ADHDという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ADHDは、注意欠陥多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)という脳における病です。また、この病気から多動の部分を抜いたADDという病名もありますが、同じものだと言うことができます。

ADHDの症状には、1つの物ごとに集中できないというものや、何を最初に行うべきかということが判断できないということ、そしてちょっとしたミスを連発してしまうというようなものがあります。

幼い頃に発症することも多い症状なのですが、大人になってから発症することも多々あるのです。注意力が散漫になること、じっとしていられない、突然何かをしたくなるといったことがADHDのポイントとなるでしょう。

これは、前頭葉が上手く働いていないことが原因であるとも言われていますが、実際のところはまだ明確なADHDの要因はわかっていないのです。ADHDの人は物忘れを良くすることや、自分が集中できる物ごとに差があるということもあります。

また、思ったことをそのまま言ってしまうようなところもあるのです。そういったADHDの特徴の中には、片付けができないという点があります。ADHDの方ならば、ちょっとしたことでも、できたなら自分を褒めてあげることも改善策の一つになりますし、その時に取り組んでいる事柄について、一生懸命さを持つということも重要ポイントです。

さらに、いきなりできないことに手を出そうとするのではなく、できる範囲のことから順を追って行うようにするというようにしましょう。多動性のないADDの方であれば、やるべきことをリストアップして何を最初に行うべきかを決めることも良いですし、やることがあるなら、少しずつコツコツと行うようにして、一気に片付けてしまうという意識を持たないこともポイントになります。

一気にやろうとすると、かえって頭がごちゃごちゃしてしまうことがあるからです。さらに、要らない物は勇気を持って捨ててしまうというのも一案でしょう。物を少なくしていくという事が重要なのです。必要なものとそうでないもの、直ぐには判断を決めかねるものといった3つのカテゴリーに分けてみると良いかもしれません。

直ぐに判断できなかったものについては、日を改めて考えるとよいでしょう。収納できなくなってきた本やCDなどについては、潔く古い物から捨てて行くことも手段の1つですね。何が要らない物なのかということを、きちんと判断することが大事でしょう。

特に女性であれば大人になってからADHDを発症することも多いのですが、もし自分がそうだとしても、そんな自分も受け入れて、あまり自己嫌悪に陥らない様にすることも大切です。

そして、工夫次第で、片付けられるようになっていくことも可能だと言うことも、覚えておきましょう。

片付かない!それならあなたの理想の部屋を思い描いてみて

誰でも、楽しい事や自分の好きなものなどの想像をすると、幸せな気分になるのではないでしょうか。物ごとを実行する際にも、『こうしたいな』などと、理想を頭で思い描くこともあるでしょう。

これは、片付けをする際にも有効なのではないでしょうか。また、片付けをするためには自身への動機づけも必要になるでしょう。そう言った時には、自身が『こうしたい』という理想の部屋を思い描いてみると言うのも良いでしょう。

さらに、あなたが女性であれば、どんな女性になっていきたいかということを考えて片付けをするのも有効なのです。理想とする女性が着そうだという服だけ残して、後の服は残さずに処分するのも良いのではないでしょうか。

そうすることで、残された服についてはあなたも着る頻度がより増えていくでしょう。服を片付ける時には、今着る機会があるかという点が大きなポイントとして考えられることもあるのですが、視点を変えて目指していきたい人物像において着ることのできる服はどれか、という選び方をするのも一案なのです。

未来を見据えて片付けができることもあり、片付けのやる気も湧いてくるかもしれません。自分の理想の部屋をイメージする際には、あなたの部屋の片付き具合やインテリアについて、そしてどういった生活を送りたいかということを中心に考えるようにしましょう。

そして、それが定まったらどうしてその生活がしたいのかという理由について考えることが大事になります。また、片付けられなかった部屋は生活がし辛かったなど、散らかっている部屋が不便なのだということを念頭に置いて、そんな生活から脱却したいと思うなら、自身の部屋のどこが生活し辛いのかという悪い点を紙に書いてみるのも一つの案です。

もう1つ、インテリアの雑誌や部屋の紹介をした雑誌も売られていますので、そういったものを参考にして、イメージを膨らませるのも良いですね。もので溢れてしまっている部屋に住んでいると、他の人を呼びたくないということも多いのではないでしょうか。

しかし、部屋が綺麗になれば誰かに見てもらいたくなるかもしれません。そして、誰かとその綺麗な部屋で時間を共有したいと思うこともあるでしょう。部屋が綺麗になったなら、お友達を呼んでお食事をするのも良いですね。

このように、片付け後のあなたの理想についても考えておくと片付けのモチベーションになることもあるものです。どんな部屋にしたいのかということをはっきりと思い描くことで、もしかしたら汚い部屋が自分から嫌になることもあるでしょう。

片付けに取りかかるには、やはりあなたの気持ちが大事になってきます。『こうしたい』という明確なビジョンを持って片付けるように、強い意志を持って取り組むようにしましょう。

目指すものがあるということは、物ごとを行う力になりますし、理想が叶った時にはより嬉しさもひとしおなのではないでしょうか。あなたの理想の部屋はどういったイメージですか。

何でも買わない!物を買う時などには心に歯止めをかけよう

あなたが部屋を片付けられないという状況ならば、なぜお部屋にものが増えてしまうのかという点について考えてみることも一案です。あなたは何でもものを良く買っていませんか。では、なぜものを買ってしまうのか考えたことがあるでしょうか。

理由としては人によって様々あり、その品物(洋服など)を見た時に惹かれたらすぐに買ってしまうというケースもあれば、ストレスが溜まっている時にそれを発散するために買い物に走るという人もいるでしょう。

さらに、セールに出会った時に安くなっているので何となく買ってしまうという人などがいるのです。こういった人達は直感的にものを購入していることがあり、片付けられないという特徴にも結び付くのです。

もしかしたら、商品そのものが欲しいということよりも、安いものをゲットできたなどのその気持ちが欲しいということもあるかもしれないでしょう。しかし、それは改善していく必要があるのです。

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街中を歩いていると、つい洋服などに目が行き欲しくなってしいますし、流行りというのもあるので、流行に遅れたくないということで買ってしまうこともあるものですが、そうなると、段々とものは増えていってしまいます。

もし服やその他のアイテムが欲しくなったなら、購入する前に既にあなたが持っている服などとマッチするかどうかを考えてみましょう。3種類ほど着回しができるなら良いですが、そうでなければ購入を控えた方が良いでしょう。

様々に組み合わせができないということは、使う回数も減ってしまうということがあるからです。それに、新たに買ったアイテムに合う他の商品が欲しくなることも考えられます。また、あなたは以前から毎月のように読んでいる雑誌などがあるでしょうか。

本当に毎月読みたくて購入しているのなら良いのですが、ただ何となく今でも買っているという場合には、そこまでの興味は無くなってしまっていることも考えられるでしょう。なので、本当に読みたい雑誌であるのかを今一度考えなおしてみるのも一案でしょう。

もしかしたら、あなたの年齢にもうマッチしていないかもしれないのです。CDなどについても、レンタルで済ませるというのも経済的です。雑誌についても、今は図書館でも閲覧することができるので、利用するのも手段の1つとなるでしょう。さらに、食品を買う時におまけが付いてくるものもありますね。

ついおまけ付きのものを買ってしまいたくなるものですが、おまけはかさばってしまい、増えていく一方になってしまう可能性があるからです。そして、実践したいのは、何か新しくものを購入したなら、既に持っている古いものを1つ処分することです。

そうすると、量は変わらずに増えることもないのです。1つ欲しいと思うものが見つかったら、購入する前に1つ捨てるという方法でも良いでしょう。このように、ものを購入する際にも増やさないようにする工夫をすることが、部屋にものを増やさない方法の1つとなるのです。

ものを購入する際には、少し立ち止まって必要性などを考えてみましょう。

あなたもしてない?片付けないことへの言いわけはNG

あなたの片付いていない部屋を見て、『片付けた方がいいよ』などと忠告をしてくれる人もいらっしゃるかもしれません。しかし、片付けられない人は、『~だから』などと、言い訳をされる方も少なくないのではないでしょうか。

そんな、片付けられない人の言い訳では、『いつか使うかもしれない』というものも多いでしょう。これは、もしなくなったら困るかもという心理もあるかもしれませんが、なくなってもさして困らないということもあるのです。

捨てることによって何か問題が起きるかもしれないという感情は、抱かないようにすることも大事です。また、『まだ使っていないけれど捨てるのはもったいない』という言葉も言い訳としては良く聞かれます。

必要なものというのは、すぐに使うものですので、いつまでも使わないということはさほど大事ではないとも考えられます。捨てるべきか躊躇してしまっても、いつまで経ってもきっと使われることはないと思われるので、捨てることが適切でしょう。

また、『誰かにあげようかなと考えている』という人もいます。ものを粗末にしないという点では、人にあげることも良い選択肢ではあります。もし人にあげるなら忘れてしまう前にあげるようにしましょう。

とは言え、あげると言われたものを喜んで受け取ってもらえるかはわかりません。そういった点には配慮する必要もあります。さらに、『これは高価なものだから捨てるのは嫌だ』という言い訳も聞かれます。

高価なものであったとしても、既に自分にとって興味が薄れているとか、必要がないというものであれば、処分するのがおすすめです。高いものだからと言ってそれを言い訳にして処分しないというのは良くありません。

捨てるのはちょっと…と言う時には、売るという手段もあるので、活用すると良いでしょう。そして、『これは思い出の品だし』と言って、観に行った映画のパンフレットなどをいつまでも記念として取っておく人もいます。

しかし、活用されることはあまりなく、取っておいても価値を成さないことも少なくないのです。取っておきたいのなら、パソコンに取り込むことや、写真に撮っておくということも手段の1つと言えます。

もう1点片付けられない人の言い訳の、良くあるパターンがあります。それは、必要でなくなったものの、さらなるその後の用途を考えてしまうことです。要するに、『もう要らないけれど、こんな風に使えるかも』と考えてしまうことなのです。

そうではなく、他の何かを使って、その要らなくなったものの使い道を、代わりにすることができないかということを考えるようにしましょう。片付けられない人の中には、このままで良いとか、他人に迷惑はかかっていないからと言う人もいるかもしれません。

誰しもその片付いていない部屋にいながら『片付けなくては』と思っているものです。言い訳をせずに綺麗な部屋を目指したいものです。そのためには、綺麗に片付けがされた部屋などが掲載された本などを読むことも良いでしょう。

『やはり綺麗な部屋は居心地が良さそう』と考え直すことも大事なのです。これで、片付けへのやる気も出て来る可能性もあるのです。あなたも片付ることができない事への言い訳はやめて、綺麗な部屋への一歩を踏み出しませんか。

これは要る?大事なものと要らないものはきちんと区別しよう

片付けを慣行するには、自分にとって要るものとそうでないものを選り分けなければいけません。しかし、何が必要なものであり何が不必要なのかということは、わからなくなってしまうこともあるでしょう。

要るものと要らないものを選別する際には、今の段階で私(もしくは家族が)使っているかということをポイントにして考えると良いです。これはまだ使うことができるとか、いつか使えるかもしれないということではないこと。

そして、誰かが使うかもしれないという考え方ではなく、その時に自分か誰かが使っているかということを重点に置いて選別をするようにしましょう。この様にして現在使われているものとして選別されたものは、捨てずに残しておくようにします。

好きなものという基準で選ぶという方法もありますが、“使っている”という基準で選んだ方が、特にあなたにそのものに対して思い入れがあるわけでなくても、処分したら他のものを購入しなければいけないということにもならないのでおすすめです。

さて、使われていないものには2つのパターンがあります。1つめは使われておらずになくなっても平気であるものです。ゴミとして捨てるという方法ももちろんありますし、リサイクルショップに売るというのも手段の1つになるでしょう。

押入れなどに仕舞いこんでおくのではなく、すぐに片付けたくなるような、外出時に目に付くような場所に置いておくと、忘れずに手放すことができるかもしれません。その際には、ものをどのように処分するのか、その方法別に仕分けるようにしましょう。

また、中には普段使っているわけではないけれどまだ捨てたくないというものもあるかもしれません。こうしたものは、いつもものを出し入れしているような収納には仕舞わないことが鉄則です。

普段ものを出し入れしていない収納に入れるのがベストになりますが、ポイントとしてたまに振り返って見直すことをしましょう。これはやはり使わないかも、という風にものに見切りを付けられるのです。

本当に大事なものであれば、そういった場合にも取っておきたいと思うものですので、残しておくようにしましょう。片付けたいと思った場所にある“もう使えない”というような、壊れた小さなものや、古い雑誌などは潔く捨てるようにしましょう。

また、ものを別の場所に移すということも、その場所からものをなくすという点では有意義な方法です。実際にあるべき場所ではないところに放置されていたり紛れているものもあるものです。こうしたものも元の場所に戻してあげるとすっきりするでしょう。

普段お忙しくてなかなか片付けに手が回らないと言う方や、あまり物を少なくしていくことが得意ではない場合には、使用頻度の高い棚辺りなど普段いつも長い時間いるようなお部屋を少しずつ片付けてあげると良いでしょう。

時間として少しだけ片付けるだけでも、『片付けをした』と気分も充実したものになるかもしれません。これを続けていくと綺麗なお部屋を目指すことも可能になるでしょう。冷蔵庫にある賞味期限切れの食品だとか、もう着ない洋服なども“要らない”ものに分類されますので、処分するようにしましょう。

もったいない!その概念は時に捨てることも大事

もったいないと言う概念は、日本人にとって美徳とも言えるものでしょう。このもったいないという精神は、海外へも『MOTTAINAI』という言葉で広まりを見せています。素晴らしい言葉ですし、大切にしていかなければいけないものです。

しかし、その精神を強く持ち過ぎるのか、片付けられない人というのは『もったいない』と言い、物を捨てられない人が多くいるのです。捨てられないというのは、片付けられない人の特徴でもあります。

そのメカニズムというのは、捨てることができないので、物が溜まっていきます。そして、溜まると収納スペースも当然ながらなくなっていきます。さらに、収納しきれなくなることで、物が溢れかえってしまうのです。その後、その物が溢れた状況を目の当たりにして、片付ける気力が削がれてしまうということです。

ただ、捨てられないという理由も、もったいないということだけが起因しているわけではありません。思い出としてとっておきたいので捨てられないということもありますし、買ったばかりだから捨てるわけにはいかないということもあるでしょう。

また、いつかまた使うかもしれないということや、人からの貰い物だから、高価なものだからということも、捨てられない理由として挙げられます。とは言っても、何でも捨てなくてはいけないというわけではないのです。

捨てる物を選別するというよりも、残しておくものを選別するという考え方をお持ちになるといかがでしょうか。誰しも捨てたくても捨てられない物というのがあるでしょう。そうした品物を1度手にしてみて、これからもとっておきたいと思えるものならば、残すことに決めれば良いでしょう。

しかし、1回しか袖を通していない服などは残しておく必要がありませんし、他の人にあげたら着るだろうかと考えてしまうような服も、捨てるべき対象となるのです。誰かにあげようという考えは、『もったいなくて捨てられない』ということの根本的な部分では何も変わっていないことにもなるからです。

人にあげようという考えは止めることが大事です。また、来季は着るだろうか?と思ってしまう服は残しておく必要はないでしょう。あまり必要性を感じていないこともあるからです。さらに、家の中で着ようかと思う様な服についても捨てても問題ありません。

本などもかさ張るものですが、読んでいる途中でやめてしまい、そのままになっている本や、読んだのは1度だけであり、読み返すことをしていない本は捨てても良いでしょう。反対に、これまで幾度にもわたって読み返している本は、自分が本当に好きで愛読している本だということになるので、残しておくようにしましょう。

物を使うべき時にはきちんと活用し、捨てるとなれば捨てるようにするという、けじめをつけることが大事なのです。『もったいない』の精神は良いものですが、ずっと捨てずにとっておくこと自体が物にとって良いことではないのです。

捨てるべき時にはきちんと物とお別れをしなければいけません。

後で後ではNG!後回しにすることが片付かない原因になる?

あなたは片付けを、『また後でやればいいや』などと先送りにしていませんか。そういう後回しにしてしまう性格が、片付かない汚い部屋を作ってしまうのです。しかし、この後回しにしてしまうと言う癖は、身についてしまっているので、なかなか治りにくいものがあります。

いつかやらなくてはいけないのだけれど、それでも何だか面倒になってしまい、片付けることを避けてしまうことで、さらに部屋は汚くなっていってしまいます。片付けが得意ではないという意識を持っていると、片付けること自体が心の負担になってしまいます。

しかし、片付けが得意ではないと思わないようになれば、後回しにしてしまう性格を正すこともできるのではないでしょうか。まず、脳には前頭葉というものがあります。これは、何を一番に考えて行うべきだろうかということを、あなたに司令として導いてくれるものです。

物ごとを先送りにしてしまう人は、この前頭葉が上手く働いていないということも言えます。ただ、こうした前頭葉の働きが良くない人は少なくないのです。このような人達は、面倒な事は後にやることにして、今は避けたいと考えてしまうことが良くあるというのです。

前頭葉が上手く働かない人というのは、人に言われてからでないと動かないということや、やれるはずなのに行動しないという特徴もあります。まさに、片付けを後回しにしてしまう人の特徴に合致するでしょう。

片付けが面倒と感じてしまうのは誰でも有り得ることです。しかし、その面倒なことを日頃から少しでも黙々と続けていくことで、前頭葉もきちんと働くようになる上に、自分をしゃんとさせることもできるようになるのです。

このように、面倒だなという事を少しずつやっていくこと、段々と後回しにしないようになっていくこともできるでしょう。そして、自分がやるべき事に、優先的に着手できるようになるのです。

さらに、ちょっとした小さな行動をきっかけとして、他の事にも気が回るようになることも考えられます。例えば、少し散らかっていた服を片付けたけど、他にも散らかりが目に入ったので、ついでに片付けたということでも良いのではないでしょうか。

そうしていくと、他にも片付けの面でやりたい事が出てきたりして、いわば『やる気スイッチ』が入ることもあるのです。最初のうちに大々的な片付けをしようと考えると、気分が萎えてしまうこともあるので、ちょっとした事から片付けを始めるのが理想的と言えるでしょう。そうすると、やる事は少しだけなのであまり面倒には感じずに済むのです。

それからは、慣れたらその少し片付けるという習慣を自分のライフワークにしてしまえば良いのです。このように、毎日するべき事だと認識して慣れてしまえば、億劫にはならずに片付けもできるようになるでしょう。

片付けを後回しにしてしまうという性格は、変えることができるのです。小さな事から少しずつ片付けることを続けることで、あなたの前頭葉も活発に働くようになるかもしれません。

これはダメ!片付けられない人はただ仕舞ってる!?

現代社会では、皆忙しい毎日を過ごしていらっしゃる方が多いかと思います。女性であっても今の世では仕事を持ち働いている方も多くいらっしゃいますね。そうなると、1日の大半はお仕事の時間として費やされることになりますし、お休みの日といっても何かとやる事は沢山あるので、なかなか片付けにまで気が回らないということがあるかもしれません。しかし、片付けをしないと段々と部屋は汚くなってしまいます。そうなると生活にも色々と支障が出てしまいかねないのです。

物を収納するとなると、箪笥だとか棚などがあるでしょう。しかし、片付けられない人というのはそういった収納にただ突っ込んでしまうという特徴があるのです。忙しさからつい適当に仕舞いこんでしまうということはいけません。

ただ闇雲に仕舞ったのでは、収納の引き出しなどを開けた時にも、中が乱雑になって見栄えも良くない状態になることが予想されるため、どこに物を仕舞ったのかわからなくなってしまいます。よって、物無くしに繋がってしまうということなのです。

これでは『どこに仕舞ったっけ』と物を探すという手間も増えてしまいますね。どこに行ったかわからなくなってしまっているそのアイテムは、きっと他の物に埋もれてしまい、悲しんでいるはずです。それは、物を大事にできていないということではないでしょうか。

それに、使いたいものを探すとなると、収納の中のものを引っ張り出すこともなりますので、部屋が物で溢れかえってしまうことにも繋がりますし、収納の中を引っかき回してしまい、ますますごちゃごちゃにしてしまうこともあるのです。

また、仕舞う場所がなくなってしまうと、収納する家具などを新たに購入される方もいらっしゃいますが、これもやめた方が良いでしょう。新たに家具を増やしたとしても、また同じ様にただ突っ込むだけでは同じことの繰り返しになり、いつしか家具を置く場もなくなってしまうかもしれません。

よって、さらに家具を買ってくるというよりも、既存の家具の中をきちんと整理して、物の有りかをわかりやすくすれば片付くのではないでしょうか。整理することで、物を収納するスペースも縮小することができるでしょう。

さらに、片付けられない人が仕舞いこんでしまう場合には、もう捨ててもいいような、要らないものまで仕舞ってしまうということがあります。収納に突っ込んでしまうことで、綺麗になったようにも思えるのですが、それでも必要ないものまで、要るものと一緒に仕舞ってしまうこともあるので、結局物はどんどんと増えていってしまうでしょう。

片付けというのは、普段から少しづつでも頻繁に行っていくことが大事です。一気に行おうとするのはおすすめできません。お休みの日にまとめて片付けようとか、来週にやろうという心構えでいると、片付ける対象の物が多いことにうんざりしてしまうこともあるのです。

あなたも、もし片付けられないなら物を闇雲に収納に突っ込んでしまってはいませんか?その収納には、必要ないものが大切なものと一緒になって仕舞いこまれているかもしれません。

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