世界でも有名になった片付け方ではあるのですが、気持ちがわくわくするような、ときめきを感じるものだけ残すという方法があるのをご存じでしょうか。『ときめくとはどういうこと?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今まさに片付けようとしているものを手に取ってみて、そのものを手にしてみてあなたがどのように感じるかが大事になってくるでしょう。このようにして、気持ちとしてときめきを感じないものは一貫して処分することで、違う思いも芽生えてくることもあるでしょう。

心がわくわくしてときめくものを選んで服の片付けをされたある方は、片付け後、心地よいということによって幸せを感じているということです。好きなもの(服)に囲まれることで、楽しい上に気楽にもなれるのだそうです。

『ときめき』を基準にしてものを選んでいくということは、その人の心情にも変化をもたらすということですね。また、この服の片付けをされたその方は雑誌などを参考にして服などを選んでいたということですが、『ときめき』で片付けをしてからは、他の人のスタイルに縛られることなく、自分のしたいスタイルができるようになったのです。

ちなみに、1人暮らしをしていらっしゃるか、ご結婚をされてご実家には住んでいないと言う方も多いことでしょう。注意したいのは、片付けをする際にはご実家に片付けられた荷物をドンと送ってしまうことです。

まとめてダンボール箱などに詰めてご実家に送ってしまえば、確かにあなたの部屋はものが格段に少なくなるかもしれません。しかし、ご実家行きとなった荷物たちはきっとこの先お目にかかることはないかもしれません。

それはもしご実家に遊びにいくことがあるとしても同じでしょう。多くの場合でずっとそのまま放置された状態になってしまうのです。また、ときめくものを探していく片付けは、集中力がものを言います。

1人で行うという点が鉄則となっているのです。ご家族と片付けをするのは楽しいですし、人手があった方がはかどるような気もするかもしれません。それでも、ご家族と一緒に行うということも避けるようにしましょう。

それは、この片付け方法は1つ1つものを手に取りながら、自分でときめきを感じるのかということを探っていく作業になるので、没頭することが求められるからなのです。さらに、音楽を聴きながら片付けるというのもはかどりそうな感じもするのではないでしょうか。集中するという点では、意識をものに向けなければいけないので、音楽を聴いたりテレビを付けたりすることはやめるようにしましょう。

なるべく音のない状態で行うことも、ときめいて心が動かされるもののみを残す片付け法には大切になるのです。このように、1人で音をなるべく出さない状態でものと向き合うことで、自分がわくわくできるものたちだけを残すことができるのです。

あなたもぜひ、この方法を試してみてはいかがでしょうか。